空港マップを作ってみよう
国交省が運営する「国土数値情報」にはたくさんのデータが公開されています。このデータを使うといろんなマイマップが簡単に作れます。例として空港マップをつくってみましょう。
最終的にはこんな地図ができます。
データの準備
まず「空港」を開きます。ページの一番下に移動して、「全国」マークをチェックして「次へ」をクリックします。
国土数値情報 空港データのダウンロードチェックいろんな年のデータがダウンロードできますが、今回は最新の「平成30年」のデータをチェックして「次へ」
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国土数値情報 空港データの年度データ選択用途などのアンケートに回答しましょう。
利用規約を確認しましょう。少なくとも一度はしっかり読んだほうがよいです。
ようやくダウンロードです。
ダウンロードしたzipファイルを解凍するとたくさんファイルができます。"C28-18_Airport.geojson"が目的のファイルです。国土数値情報 空港データ ファイル一覧これでデータゲットできました。
データを変換
空港データでは".geojson"ファイルが手に入ったので、データ変換せずにそのまま使えます。 もし".geojson"ファイルがなかった場合の対処は別途説明します。
地図上に表示
手に入れた空港データをオンライン地図上に表示しましょう。 今回は"uMap"というサービスを使います。
https://umap.openstreetmap.fr/
ログインしてユーザ登録してマップを作成しましょう。
まずはデータのアップロードです。画面右のメニューから、を選択します。
《ファイルを選択》から"C28-18_Airport.geojson"を選んでアップロードします。
地図上にぽつぽつと青い点が表示されました。残念な雰囲気ですが、一応空港マップができました。
せめて空港の名前は表示されるようにしたいですね。
ではメニューのアイコンをクリックし、次の画面でアイコンをクリックします。
データ一覧が表示されます。
“C28_005”が空港の名前のようです。
“C28_005”の位置にマウスを持っていくとゴミ箱アイコンと鉛筆アイコンに切り替わります。鉛筆アイコンを選択して、
“name”に変更します。
アイコンをクリックして、《標準のポップアップオプション》をクリックし、《ポップアップコンテンツのテンプレート》と《ラベルを表示》を図のように変更します。
地図を《保存》し、《編集を終了》すると…
できました!
ライセンス
国土数値情報の利用約款を読むと、
「国土情報」およびそれを利用者が編集・加工して作成した成果物(データベースは除く、図や分析結果等)を他に転載、配信等する場合は、「国土交通省国土政策局「国土数値情報(○○データ)」をもとに○○が編集・加工」のように指標名を含む出典名称と編集・加工者を明記してください。
と記載されています。《概要》や《ライセンス》の項に記載しておきましょう。
- 本文書中の地図にはOpenStreetMap((c) OpenStreetMap contributors)を使用しています。
- 空港のデータは、国土交通省国土政策局「国土数値情報(空港データ)」を使用しています。