2/11 それではまた
二日間の青ヶ島滞在では、OSM地図の整備とMapillaryストリートビュー撮影も進めました。島内の大部分をカバーできたと思います。Googleマップ/ストリートビューよりも一歩先に行けたかな?
OpenStreetMap: https://osm.org/go/7F4sSbIA--
Mapillary 360°ストリートビュー: https://www.mapillary.com/app/?lat=32.4556&lng=139.7686&z=14
2/9 青ヶ島上陸 鬼ヶ島に入るとそこは竜宮城だった
いよいよ出発日。羽田から八丈島までは飛行機で。空港でヘリに乗り換えです。愛らんどシャトルの窓口で荷物を預け、搭乗時間を待ちます。ヘリは自由席なので、景色が見やすい前の席に座りたかったのですが、残念ながら取れませんでした。まぁ一応窓際は確保。しばらく機体点検したのちにいよいよ出発です。搭乗場所から滑走路に移動。ヘリもタキシングするんですね。滑走路からついに空へ。(飛行機と比べれば)非常に小さな機体なのでもっと揺れるのかと思っていたら、とても安定した飛行で、初めてのヘリはなんだかあっけない感じでした。
しばらく進むとついに青ヶ島が見えてきます。遠くから靄の向うに見える島は、桃太郎に出てくる鬼ヶ島のようにも見えます。テンションあがる。
北から島に近づくと、切り立つ崖が視界を覆ってしまいます。いやもちろんそんなに崖に近づいているわけではないんですが、崖しか目に入りません。要塞感がピークです。
で、あっというまにヘリポート*1に到着。青ヶ島上陸。ヘリから降りると、そこはとても穏やかな空間でした。集落は斜面に位置しているのでヘリポートからざっと見渡すことができますが、とても「明るい」雰囲気です。外から見る青ヶ島と内から見る青ヶ島は印象が180度違います。入るのは厳しいが、いったん入ってしまうと内は温かく、いつまでもこの場にいたくなってしまいます。帰り難い竜宮城みたいなもんですかね。
天候は少し雨がぱらつきましたが、すぐに止み、昼からは綺麗に晴れました。かなりラッキー。
ヘリポートには宿の人が迎えに来てくれてました(歩いても5分くらいの距離ですが)。預けていた荷物を待合所で受け取って車で宿へ移動。杉の沢さんにお世話になります。お昼まで1時間ほどあるので、杉の沢さんのおすすめで、さっそく大凸部に移動。
大凸部は島の最高峰だそうです。ただもともと集落が標高の高い場所に位置することもあり、道の斜度はそれほどでもなく、整備されておりとても歩きやすい道でした。苔むした岩肌が歴史を感じさせます。
15分ほどで大凸部に到着です。まさにあの有名な「青ヶ島」が目の前にあり、上陸からいきなりクライマックスを迎えた(迎えてしまった?)気持ちになりました。外からの侵入を拒むような険しい外輪山、その外輪山を這うように切り開く道路。その内側には柔らかな「カヌレ」丸山。広がる畑は人の力強い営みを感じさせます。
あ〜青ヶ島来てよかった〜
とまぁ来て早々満腹感を味わってしまったわけで。
しばらくこの景色を堪能してから下山。まだ時間はあるので尾山展望公園に向かいました。
https://www.mapillary.com/map/im/GSMtuinzKBMsEGl9w5ySRg
鳥居から東台所神社へは玉石の階段を通ります。これがまた急な階段。階段というより急斜面に玉石を敷き詰めただけと言ってもよいくらい。上りだったからよかったものの、東台所神社から下るのは絶対やめといたほうがいいです。
東台所神社でお参りして尾山展望公園に向かいます。途中の道からは、丸山と集落が一望できます。展望という意味ではこのあたりが一番いいかも。丸山を眺めながらのんびり遊歩道を歩きます。穏やかです。と言っても、今いる場所はあの険しい外輪山の上のはずなんですけどね。
お昼が近づいてきたので山から下ります。途中で出くわすのは巨大な向沢取水場。衛星写真で見るとブルーシートでも敷いているのかと思っていましたが、コンクリートに緑色のペイントを施しているようです。
道を下りきって集落に入ると、南無妙法蓮華経と刻まれた碑が。小さな鳥居もあります。道祖神とか塞の神でしょうか?外輪山の上にいるときは夢の中のように感じていましたが、山を下りてこの碑を見たときに、此岸に戻ってきたんだなぁと感じました。
で、青ヶ島の歴史を紡ぐ佐々木一族(?)の碑。まず佐々木初太郎氏。池之沢地区開発に尽力したそうです。丸山のお富士様の説明板に功績が記載されています。 https://www.mapillary.com/map/im/waNxKp__Np-zCj0sf_ro7Q
こちらは佐々木豊太氏。教育者であったようですね。ただ豊太氏の名前はwebで調べても出てこなかったので詳細はわかりません。
道沿いにお地蔵様がいくつかあります。島の中には小さなお社はたくさんありますが、お地蔵様はこの通りにある2か所のみだと思います。お墓の多いエリアだからでしょうか?
https://www.mapillary.com/map/im/n8i8WcEZg-Bb3fpOpG-cNQ
集落に戻ってきてお昼をいただきます。杉の沢さんは居酒屋もやっていて、食事はこちらでとります。この日はうどんをいただきました。島で採れた岩ノリが入っていて、これが美味しかった!コシが強くて味もしっかりしてました。また食べたい。
お昼から池之沢に行くのは時間が足りなさそうなので、今日は岡部地区をまわることにしました。
まずはジョウマンへ。眺めが良いところだろうと思って向かったものの、特に何もなし!ここは星空を見に来るところ!
ヘリポートを通り抜けて金刀比羅神社へ。藪の中に突っ込んでいきますが、道はよく整備されているので問題ありません。この神社は還住成功により建立された?そうです*2。
神子の浦展望公園へ。島の中で崖の下まで見えるスポットはあまりないので貴重です。(通行禁止になっている道を下っていけば別ですけど…)
村のほっとステーション、十一屋酒店。ここに来れば日用品からお土産まで何でも揃います。ふれあいサウナに行く人はこちらで食材を調達するのが吉。あいにく当日は食べ物系のお土産は見当たりませんでした(青ヶ島の食べ物系お土産は八丈島空港のほうが充実してたりする…)。
十一屋酒店で還住Tシャツと手ぬぐいを購入。Tシャツは還住太鼓をたたくときに着る法被と同じデザインだそうです。手ぬぐいは青ヶ島の名物がポップにデザインされています。イラストと名前を全部つなげられたら、あなたも青ヶ島マスター?
佐々木家シリーズ:佐々木次郎太夫墓。青ヶ島への「還住」を果たした大功労者です。
集落の南を通る道は、車で通行するのは厳しいですが、シダが生い茂っていて歩くには雰囲気のいい道です。ただし坂道は急です。島内で一番斜度がきついような気がします。
名主屋敷跡。名主とは佐々木次郎太夫さんのことですね。屋敷そのものは残っていませんが、玉石垣は綺麗に残っています。玉石垣以外にも、いろんな種類の石垣があります。石垣を組んだ時代が違うんでしょうか?
大里神社。島の鎮守様です。東台所神社ほどではありませんが、こちらも玉石の階段がきつい。上ったところ*3にお社がいくつかありますが、もう少し先*4に奥の院(?)があります。途中にあった小屋は民家かと思いましたが、社殿だったようです。中にはお祭りで使うお面が鎮座しているとのことですが、残念ながら見逃してしまいました。 *5
佐々木卯之助翁之碑。神奈川県茅ヶ崎の幕府管理鉄砲場で農民の耕作を許したため、青ヶ島に島流しにされたそうです。島の北側に面するこの場所からは、遠く茅ケ崎の海が臨めるのかもしれません…
還住像。上記の佐々木次郎太夫さんです。
青ヶ島には何人も「佐々木」さんが登場するので、ここで一つ整理しておきます。
名前 | 生年 | 説明 | 島内史跡 |
佐々木次郎太夫 | 1767-1852 | 還住の人 | お墓、屋敷跡、還住像 |
佐々木卯之助 | 1795-1876 | 茅ヶ崎から流された人 (青ヶ島での活動は?) | お墓、記念碑 |
佐々木初太郎 | 1864-1920 | 池の沢地区開拓の人 | お墓、お富士様 |
…卯之助さんの苗字が佐々木なのは偶然なのでしょうか?
渡海神社。ヘリポートから南にまっすぐ来た道をまっすぐ細い道に入っていくと*6、民家の庭先に出ます。道を間違ったと思ってしまうかもしれませんが、よくよく右手を見てみると、木々の間に小さな道がきっとみつかります*7。その道を進んでいくと神社にたどり着きます。ここには天明の大噴火(還住の原因となった噴火)で亡くなった方が祀られています*8。
集落内をくまなく歩きまわって、陽も落ちてきたので杉の沢さんに戻りました。晩御飯は小鉢がとてもおいしかったです。お酒が好きな人なら青酎を楽しめるのでしょうが、私は下戸なので残念…
*1:https://www.mapillary.com/map/im/sHLCHcnPScdBjozU_7srGg
*2:https://www.jalan.net/kankou/spt_13402ag2132051722/
*3:https://www.mapillary.com/map/im/3MtLnrlykAqEAN7T24KZ4Q
*4:https://www.mapillary.com/map/im/ZkV5-S3sNCUezBwUpliPCg
*5:https://www.mapillary.com/map/im/oICWPSrx16c3SDi6qi6A_g
*6:https://www.mapillary.com/map/im/T32Eg4xo9NMV8j0x9yIzTw
島へ行こう
青ヶ島、と言えば誰でも一度は行ってみたい憧れの地です*1。わざわざここで説明する必要もありませんが、船の欠航率が高く1週間は閉じ込められる覚悟が必要な島です。アクセス性の悪さもあいまって、神秘的で異様な要塞のような外観が人を惹きつけてやみません。
行くならヘリだろうけどなかなか取れないしなぁと思っていました。ある日ふと愛らんどシャトルのHPを見ると、週末にヘリが空いてる!と気づき、速攻で予約を入れました。その直後に宿に電話を入れると一発でOK。思いつきでしたが、サクサクと青ヶ島行きを決めてしまいました。
ただ、宿の人が、この時期は天候が…と言っていたので、よくよく調べてみると冬は台風のような強風が吹き荒れるらしい。しかも直前の天気予報では雨マークが。不安になりながら出発日を迎えました。
復興商店街と、思い出の記録と、Overpass-turboの活用と。
この記事はOpenStreetMap Advent Calendar 2017(https://qiita.com/advent-calendar/2017/osmjp)の何日目かの記事になるはずです。
今の復興商店街
今年の5月に東北の復興商店街巡りをしてきました。詳細はこちらの記事で。
http://d.hatena.ne.jp/muramototomoya/20170511
地域 | 商店街名 | OSM | ↓Mapillary↓ | ↓案内図風uMap↓ | HP | |
---|---|---|---|---|---|---|
浪江町 | まち・なみ・まるしぇ | リンクOSM | リンクmapillary | リンク案内図 | ||
南三陸町志津川 | さんさん商店街 | リンクOSM | リンクmapillary | リンク案内図 | 【南三陸さんさん商店街】南三陸町の復興商店街!2017年3月3日リニューアルオープン | |
南三陸町歌津 | ハマーレ歌津 | リンクOSM | リンクmapillary | リンク案内図 | 南三陸ハマーレ歌津 | |
気仙沼市鹿折 | かもめ通り | リンクOSM | リンクmapillary | |||
陸前高田市 | アバッセたかた | リンクOSM | リンクmapillary | リンク案内図 | アバッセたかた | |
大船渡市 | キャッセン大船渡 | リンクOSM | リンクmapillary | リンク案内図 | キャッセン大船渡 |
さんさん商店街やハマーレ歌津は、長いこと「仮設」で営業していましたが、ついに今年「本設」となりました。復興のひとつの節目を迎えることができたのではないかと思います。
在りし日の復興商店街
そして、仮設復興商店街のいくつかは、街の再建にともなってその役目を終えたものもあります。
在りし日の復興商店街をMapillaryの中で歩いてみましょう。
地域 | 商店街名 | ↓Mapillary↓ | HP | 備考 |
---|---|---|---|---|
気仙沼 | (閉場)南町紫市場 | mapillary | 気仙沼復興商店街 – 南町紫市場 | 再出発の準備中とのことです |
気仙沼 | (閉場)復興屋台村 気仙沼横丁 | mapillary | ||
鹿折 | (閉場)復幸マルシェ | mapillary | ||
大船渡 | (閉場)大船渡屋台村 | mapillary | ||
大船渡 | (移転)おおふなと夢商店街 | mapillary | キャッセン大船渡内に移転 | |
志津川 | (移転)さんさん商店街 | mapillary | 【南三陸さんさん商店街】南三陸町の復興商店街!2017年3月3日リニューアルオープン | 南側に移転し本設に |
歌津 | (移転?)伊里前福幸商店街 | ・最初の商店街 ・南側への移転 |
伊里前福幸商店街公式ホームページ - 伊里前福幸商店街 | ハマーレ歌津に名称を変えて本設化 |
女川 | (移転)きぼうのかね商店街 | mapillary | ||
女川 | (閉場)コンテナ村商店街 | mapillary | 実質的にはシーパルピア女川に統合 | |
(おまけ)陸前高田 | (撤去)巨大コンベア | mapillary | 参考リンク:陸前高田のベルトコンベアがかっこいい - デイリーポータルZ |
Mapillaryにはタイムトラベル機能などもありますし、うつりゆく地域の姿を記録するひとつの手段としてみてはいかがでしょうか。
地図上で復活
さて、便利な便利なOverpass-turboですが、実は過去のデータも検索できたりします。
鹿折 復幸マルシェは2012年に最初の地にオープンし、2014年に南側に移転し、2016年に閉場しました。
では、2014年時点のデータを呼び出して、鹿折復幸マルシェの姿を地図上に復帰させてみましょう。
→ https://overpass-turbo.eu/s/tW8
Data mining by Overpass API,Map tiles © OpenStreetMap contributors
画面の左側にいろいろと書いてありますが、ポイントはこの辺です。
[date:"2014-01-01T00:00:00Z"]
↑2014/1/1時点のデータを呼び出してます。
["name"~".*"]
↑nameタグがついたデータを検索してます。
{{style:
node, way, relation {
text: name;
}
}}
↑nameタグの値をポップアップ表示してます。
こんな感じで、在りし日の復幸マルシェを地図上に再現することができました。
みなさんもいろいろ試してみてください。面白い使い方があったらシェアしてくれると嬉しいです。
今後、OSMデータが充実してきたら、過去データの検索はさらに役立つものになるのではないでしょうか。皆で歴史を積み重ねていきましょう!
この記事のロゴは、『アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のロゴジェネレーター』(http://oimo-tools.com/anohana/)を使用させていただきました。ありがとうございます。
横浜市民の森 ストリートビュー
横浜市には市民の森という自然公園が整備されています。都市部近くに残る森林の中を散策できるように歩道をが備されており、公園と登山道の中間くらいの雰囲気で、ちょっとしたハイキングにちょうどいい感じの場所です。
Google Street Viewが来るのはまだ先のことになりそうなので、一足先にMapillaryでストリートビュー写真を整備してきました。
全部の森を巡り、ストリートビュー撮影とマッピングを完了しました。ストリートビュー結果はこちらのリンク先からアクセスしてください。
https://umap.openstreetmap.fr/ja/map/map_115406#12/35.4340/139.5741
Tiles (c) Gravitystorm / map data (c) OpenStreetMap contributors
おすすめの森
ポイント | 場所 | 解説 | リンク |
---|---|---|---|
一日中! | 金沢市民の森、釜利谷市民の森、氷取沢市民の森、瀬上市民の森、峰市民の森 | とにかくでかい。さらに金沢文庫駅からのトレイルや鎌倉に抜ける道とつなげると、結構長距離のトレイルランコースになります。もちろん自然観察系は充実。自然観察センターで情報を集めたり、水辺でホタル観賞できたり、金沢動物園・金沢自然公園も隣接してますし、ここは「市民の森」の範疇を超えていると思います。堪能するには丸一日必要です。 | ストリートビュー |
鉄塔! | 上郷市民の森 | 二系統の鉄塔を間近で愛でることができます。鉄塔マニアはぜひ。 | ストリートビュー |
王道! | 新治市民の森 | ハイキング目的ならここに行けば間違いないです。とても広い森ですが、どの道もよく整備されていてとても歩きやすい。愛護会の方々の活動が盛んな様子で、「明るい」雰囲気です。交流センターを拠点に何周か回ってみてもいいかもしれません。 | ストリートビュー |
便利! | 舞岡ふるさとの森 | 駅からとても近く気軽に行けます。隣接する舞岡公園と合わせて、ハイキング、自然観察、古民家見学など盛りだくさんです。カメラを抱えている人もたくさんです。カワセミが撮れるらしいです。 | ストリートビュー |
本格派! | 三保市民の森 | アップダウンが激しく登山に近い感じです。がっつり行きたい人向けに。新治が物足りなかったらこっちに移動しましょう。 | ストリートビュー |
文庫! | 称名寺市民の森 | 金沢文庫でも有名な称名寺のすぐ裏手の山にハイキング道が整備されています。ただ残念ながらハイキング道から境内は見えません。桜や紅葉が美しい称名寺見学と金沢文庫博物館にも寄れば、観光+修学+健康が合わさり最強に見えます。 | ストリートビュー |
お城! | 小机城址市民の森 | この場所に小机城があったそうで、堀や本丸の形が残っているので、在りし日の小机城を想像しながら歩くと楽しいです。 | ストリートビュー |
横浜駅構内マッピング、特に車椅子向け
この記事はOpenStreetMap Advent Calendar 2017(https://qiita.com/advent-calendar/2017/osmjp)の何日目かの記事になる予定です。
マッピング
駅構内マッピングではこのあたりのタグを使いました。
通路 | highway=footway or pedestrian |
階数 | level=* |
階段 | highway=steps |
改札 | barrier= |
出入口 | entrance=yes |
点字ブロック | tactile_paving=yes |
エレベータ | highway=elevator |
マッピングは以下の方針で実施しました。
- すべての路線の改札口と改札口をhighwayで結ぶ。
- 通路に階数(level)をつけて、立体的な経路もわかるようにする。
- 通路とエレベータをつなげて、車椅子向け検索が(将来的には)できるようにする。
- 今回はルート検索を目的とし、public transport系タグは気にしない。
マッピング結果
現地マッピングの結果です。
http://osm.org/go/7Q41gnqVJ
デフォルトマップでは改札や出入口が表示されないのでよくわかりませんね。
データをダウンロードしてQGISで表示した結果がこちらです。
なんとなくいい感じではないでしょうか。
ルート検索(できない)
改札→改札のルート検索ができるデータをそろえたので、ルート検索してみよう…と思ったら、ノード→ノードのルート検索サービスが見当たりません。
せっかくエレベータのデータを完備したので、車椅子用のルート検索も原理的にはできるはずですが、階段を検索対象から外すルート検索サービスもありません。
残念。
しかたがないので、簡易的にQGISを使ってルート検索してみました。
横浜駅南口はエレベータが少ないので、市営地下鉄⇔JR南口を乗り換えるには中央口を経由しないといけないんですよね。
悩みどころ
終わりに
エレベータマッピングは、まさにダンジョン探索の感があり、とても楽しくやれました。一方で、目の前にある場所が階段で隔たれているところが多く、車椅子には厳しい世界だなぁと実感します。ちょっとずつでもバリアフリーの世界にしていきましょう。
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この記事では、タイトルロゴにダンまちロゴジェネレータ(http://aniani.me/danmachi/)を使用させていただきました。ありがとうございます。
また地図はOpenStreetMap((c)OpenStreetMap contributors)を使っています。