2005-01-01から1年間の記事一覧

科学者って何だ?

どこを経由したのかは忘れたけど、天羽優子氏と吉岡英介氏がマイナスイオンネタでやりとりしたページにたどり着いた。 http://atom11.phys.ocha.ac.jp/wwatch/appendix/app26.html議論の中身はマイナスイオン関係でよくあるパターン。吉岡氏にツッコミポイン…

登りのタイムは秘密 〜箱根一周

箱根旧道に初めて挑戦してみる。小田原から国道一号線で箱根に向かったが、なぜか渋滞している。この時期って箱根は観光シーズンなのか?流石に渋滞の中、一号線を登るのはつらそうだが、旧道は少し狭いので自動車があまり走ってなくて、自転車は走りやすい…

ないものねだりのゼロリスク

「100%安全」なんてありえるんでしょうか。ありえません*1。程度の問題です。でもみんな100%の安全を求めているような気がします。BSEの米国産牛肉輸入問題なんかがその典型例だと思います。このゼロリスク志向は中西準子氏*2や安井至氏*3らによって、よく批…

分散電源と集中電源その2 分散電源ってどこがいいの?

じゃあ、分散電源ってどこがいいのでしょうか。 熱を有効利用できる(ので集中型より高効率になる) 送電のロスがなくなる(ので集中型より高効率になる) 電力網から独立できる(自立できる) ほかにもあるような気がしますが、とりあえずこんなところで。このう…

マイナスイオンの侵食が…

エセ科学の代表であるマイナスイオン。急に悩みの種になってしまった。無視するのが一番楽でいいのだが、それでは気がすまない。対処方法を検討中。

分散電源と集中電源その1 分散電源って何?

近頃の風潮として、従来の集中型発電から分散型発電に移行しようという雰囲気がある。でも観念的な議論ばかりで定量的な議論をトンと見かけないので、ちょっと考えてみることにする。たぶん最終的な結論は集中発電方式のほうがいいっていうことになる気がす…

新・環境倫理学のすすめ

中西氏の雑感*1経由で「新・環境倫理学のすすめ」(加藤尚武、ISBN:4621053736)を読む。ちなみにこの本の前著である「環境倫理学のすすめ」(加藤尚武、ISBN:4621070347)は結構前に読んでいて、なかなか面白かったので「新」のほうも期待して読んだ。ちなみに…

紅葉シーズンも終わったことだし…鷹ノ巣山

始発電車に乗って奥多摩へ。東日原までバスで移動し、鷹ノ巣山に入る。登山道入り口はずいぶんとひっそりしていて、最初は見逃してしまった。 最初は下りから。川を越えてから登りに入る。傾斜は結構きつい。足首の稼動範囲はもう限界。 紅葉はほとんど終わ…

提訴は計画的に 〜環境ホルモン提訴事件

京都大学教授の松井氏が産総研の中西氏を提訴した話。詳しい内容は環境ホルモン濫訴事件*1が参考になる。私が理解している範囲では、この提訴を極力単純化すると次のようになる。 中西氏が松井氏の学会でのプレゼンテーションを批判 松井氏が中西氏を提訴 こ…

期待はずれ…なのか? 〜横浜トリエンナーレ2005

横浜トリエンナーレを覗いてきた。あまり調べずに出かけたので、(前回の記憶があったので)間違ってみなとみらい地区のほうに行ってしまって、山下埠頭まで歩く羽目になった。 感想はと言うと…よくわからんかった。2chのスレで「高校の文化祭ぽい」っていうコ…

分散電源と集中電源の比較

分散電源は何が良いのか。観念的な話。独立するのが偉いのか?コンピュータの分散化とのアナロジー 発電効率 熱利用 ヒートポンプの利用 今ある設備と新しい設備の比較ではなく、新しい設備同士の比較 次にある資本を投入する場合、どっちがいいのか 自然エ…

洗濯は手干しが一番!

洗濯についてLCAをやってみる。条件はこんな感じで。 毎日1回ずつ、5kgの洗濯・乾燥 洗濯機・乾燥機は20年使う CO2排出量を調べる項目はこんなところだろうか。 洗濯(洗濯機製造、電気、水、洗剤) 乾燥(乾燥機製造、電気、ガス) で、データ探し。 日本電機工…

アリオネ (・∀・)イイ!! 〜真鶴半島

江ノ島を過ぎたあたりの道路では比較的すいていた。だからなのか、一緒に走った友人たちは何だかずいぶんとスピードを出すので着いていくのが大変。小田原で昼ご飯を食べようとするが、時間が早すぎたようでどこも空いていない。小田原はそのまま過ぎて真鶴…

LCAリンク集

原単位 日本建築学会 建物のLCA指針 http://news-sv.aij.or.jp/tkankyo/s0/news.htm の中のAIJDATA95_V3.0.xls 1995年産業連関表ベース エネルギー, CO2, SOx, NOx, CH4, N2O 機械製品なども重量ベースの原単位となっているので使いやすい 物質・材料研 …

タイトルは意味ありげだけどよくわからんかった。 〜「夕凪の街 桜の国」

流行り物には結構弱い。というわけで「夕凪の街 桜の国」(こうの史代、ISBN:4575297445)を読んだのはちょうど流行ってたころ。 この話は原爆ものらしいのだが、そういう面からはそれほど楽しめたわけではない。そんな話もあるかな、って感じでそれほど感銘は…

次の文章の非論理性を指摘せよ。 〜「論理トレーニング」

「論理トレーニング」(野矢茂樹、ISBN:4782802056)を読んだのはずいぶんと前。ほかの本も以前読んだのを引っ張り出してきてるだけだが。この本で思い出すのは、野矢氏がこの本を書くために学生を募集したので私もそれに応募したのだが、残念ながらはじかれて…

ニューロンばっちばち〜(パクリ) 〜「カビリアの夜」

友人のすすめでカビリアの夜(amazon:カビリアの夜)を見る。以下映画をほとんど見ない人間の感想。私は起承転結がはっきりしていて伏線の回収がうまい映画が好きだ(映画に限ったことではないけど)。役者の演技等はあまり重要視していない、というかうまいへた…

奥多摩も思ったよりは近かった

東京都の最果て奥多摩まで走っても100kmだということに気がつき、走ってみた。 いつものことではあるが、横浜市内は信号ばかりで走りにくい。横浜・川崎を過ぎて多摩川沿いに上流へ向かう。多摩川にはサイクリングロードが整備されているが、そこは使わず一…

メディアの役割…? 〜「食卓の安全学」「化学物質と環境円卓会議」

安井至氏のページ『「食卓の安全学」&疑似科学』*1経由で「食卓の安全学」(松永和紀、ISBN:4259546775)を読む。安井氏のページをよく読む人にとってはそれほど目新しい内容はないかも。でも内容がしっかりしていることは確かなので買って損はない。特に第2,…

人類は何年後まで生きのびるのでしょうか。 〜持続可能性の評価とは

持続可能性という言葉は使う人によって意味がまちまちのようだ。安井至氏は持続可能性を次のように4つに分類している(http://www.yasuienv.net/CSR2005.htm)。 企業の持続可能性 環境の持続可能性 社会の持続可能性 地球(人類)の持続可能性 この分類が妥当か…

燃料電池は大型に限りますよ。 〜東芝モバイルFC

ちょっと前のニュースのようだけど気になったので。 東芝はモバイル機器用の燃料電池開発を盛んにやっているが、どんどんと小さなものができてきているようだ。 http://www.toshiba.co.jp/about/press/2005_09/pr_j1601.htm で、これについてちょっと検討し…

古典を読むときは時代背景を大切にね。 〜「沈黙の春」

一応環境問題に興味を持つものの基礎教養として古典でも読んでみるかと思い、「沈黙の春」(レイチェル・カーソン)を読む。全体的にネガティブな感想を抱いてしまったが、これは私の環境問題への志向が主に持続可能性にあり(エネルギー枯渇問題とか)、生態系…

幸せってなんだろう… 〜「環境リスク心理学」

って言っても、宗教とか哲学の話ではなくて環境問題の話。「環境リスク心理学」(中谷内一也、ISBN:4888487510)を読む。環境問題について、人々はどんなことが危ないと思っているのか、それは本当に危ないのか、どのようにすれば問題が正しく伝えられるのか、…

小豆島は「しょうどじま」ではありません

10/8〜10で友達と小豆島を自転車で回ってきた。 初日は新岡山港から土庄港へフェリーで入る。かなり雨が降っているので先が思いやられる。港から歩いてレンタサイクル店を探すがなかなか見つからない。やっと見つけた店で自転車を借りるが、なんだかずいぶん…

ちひろ美術館でまったり

東京のちひろ美術館には展示が入れ替わるたびに大体見に行っている。いい年したおっさんが一人でいわさきちひろの絵を見ているのは、周りから見ればかなり怪しいんじゃないかと思う。でも展示室のソファーでまったり過ごすのが好きなんだよなぁ。 それはそれ…

つくばりんりんロードってなんだ?!

筑波鉄道廃線跡地に整備されたサイクリングロードを走ってきた。名前は「つくばりんりんロード」。その名前が目に入るたびに力が抜けていく感じがした。名前変えたら? 岩瀬駅から出発したが、駅前にはサイクリングロードの案内が無い(多分)。線路を渡った駅…

久しぶりに三浦半島を回ってきた

曇りの予報のはずだったが快晴。日焼けした。自転車に乗るのも久しぶりで、最後のほうで足がつってしまった。情けなし。

プロジェクタとOHPと紙資料と

プレゼンテーションのやりかたによって、どの方法が1番CO2を出さないのか計算してみる。まずはデータ集めから。 とりあえずCO2原単位は建築学会の産業連関表ベースのが気軽に使いやすいと思う。http://news-sv.aij.or.jp/tkankyo/s0/news.htm 計算の前提はこ…

死を積み重ねていったら、その先が見えてきたというか… 〜「死因事典」

「死因事典」(東嶋和子、ISBN:4062573091)について書いてみようと思うが、とりあえずテスト。 人はどうやって死ぬか、ということについてデータを集めまくった本。 重いテーマを扱っているはずなのだが、「データ」が前面に出されているので軽く読める。もち…

倉岳山

今日のコースは短そうなので、のんびり8時ごろに家を出る。10:15に鳥沢着。おにぎりとウィダーを駅前のコンビニで買って出発。幹線道を歩いていると山側に向かう自転車が妙に多い。集団で走っている雰囲気ではなさそうだが、何かあるのだろうか?山側に道を…