2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

プレイヤー・ピアノ

「プレイヤー・ピアノ」(カート・ヴォネガット・ジュニア、ISBN:415011501X)を読む。 これはどうもいまいちだったかな。厚いし。 国王の話にどういう意味があったのかわからん。 気になったところもほとんどなし 「これ以上魅力的なゲームはちょっとないもん…

99.9%は仮説

「99.9%は仮説」(竹内薫、ISBN:4334033415)を読む。ずっと前にちょっとだけ立ち読みしたことはあった。*1 悪くはないけど、あまり面白くない。読みやすいのはいいけど。 この本を読んだだけだと、白黒二元論がら全部グレー一元論に変わるだけのような気がす…

母なる夜

「母なる夜」(カート・ヴォネガット・ジュニア、ISBN:4150107009)を読む。 なんでこういろんな面から突き刺してくるのか。読んでて少し悲しくなった。別の側面を見せられたのかもしれないが、もしかしたら同じものなのかも。 ストーリーそのものは平坦な感じ…

ジェイルバード

「ジェイルバード」(カート・ヴォネガット、ISBN:4150106304)を読む。久しぶりのヴォネガット。 やっぱりいいものですね。この、体の中を空虚というか、黒いものというか、落ち着きがなくなるような、落ち着かせるような、よくわからんものがぐるぐる回って…

生物から見た世界

「生物から見た世界」(ユクスキュル、クリサート、ISBN:4003394313)を読む。知覚を元に世界を記述する云々*1って話のときにえぬさんが勧めてくれた本。 なかなか面白かったぞ。私の思いの半分くらいはこの本で解消されたかも。 カタツムリは早い振動を感じる…