2006-01-01から1年間の記事一覧

入門!論理学

「入門!論理学」(野矢茂樹、ISBN:4121018621)を読む。信者として新刊が出たら買うことにしてるので。 内容は…よくわからんかった。日本語での論理体系構築の試み、という内容なのだろうか。最後まで読んでも、どこに向かっているのか把握できなかった。もう…

科学の目 科学のこころ

「科学の目 科学のこころ」(長谷川眞理子、ISBN:400430623X)を読む。動物学者(行動生態学)による科学啓蒙エッセイ集。 中身はしっかりしているし、わかりやすくてよい。ただ、ひとつの話題に5ページしか使ってないので、深みが足りない。同じ方向性で、10倍…

ニューエイジサイエンス入門

「ニューエイジサイエンス入門 テレパシー、透視、予知など超自然現象へのアプローチ」(窪田啓次郎、ISBN:4339076872)を読む。 内容が薄い。著者は「まともな」技術開発もやっている(やっていた?)ので、オカルトものを肯定するのも非常に歯切れが悪い(「〜…

タイタンの妖女

「タイタンの妖女」(カート・ヴォネガット・ジュニア、ISBN:4150102627)を読む。 この作品は、これまでに読んだ「猫のゆりかご」や「スローターハウス5」よりも人気が高そうなので期待していた。 …?あんまり面白くない? と言うと語弊があるかも。一気に読…

「悪魔に仕える牧師」

「悪魔に仕える牧師」(リチャード・ドーキンス、ISBN:4152085657)を読む。 …なんか、あまり面白くなかった。コラム等の再録集だからだろうか。「利己的な遺伝子」や「虹の解体」で感じた『ドーキンスらしさ』があまり感じられなかった。翻訳もこなれてない気…

エッシャー展

Bunkamuraにスーパーエッシャー展*1を見に行く。エッシャーは好きなのだが、休日は人が多いと聞いていたので行くのを躊躇していた。生で見なくても画集で十分なタイプだとも思うし。 が、平日に休みを取ったので、せっかくだし行ってみた(安全を見て朝一番に…

スローターハウス5

「猫のゆりかご」*1が面白かったので、「スローターハウス5」(カート・ヴォネガット・ジュニア、ISBN:415010302X)を読むことに。 これもなかなか面白かった。 あってないようなストーリー。ぶつぶつと切り替わる場面。リズム。「猫のゆりかご」でも思ったが…

ナノテクの楽園

「科学書乱読術」*1で気になった本シリーズ。「ナノテクの楽園」(エド・レジス、ISBN:4875022808) 残飯を放り込んだら、1分でステーキを作ってくれる機械はいつになったらできるのでしょうか。 10年前(1995年)の本ですから、現在では本に書かれていることよ…

「猫のゆりかご」からアイス・ナインについて

「猫のゆりかご」*1に出てきたアイス・ナインは凍るときに発熱しそうな気がしたのだが、そのことについて検討した人がいないかちょっと探してみたけど見当たらなかった。というわけで簡単に計算してみる。間違ってるかも。 アイス・ナインの融解熱を普通の水…

ボーモンの卵

「科学書乱読術」*1で気になった本シリーズ。のつもりだったが、「だれがタコマを墜としたか」がなかったので、同じ著者の「ボーモンの卵 -テイ橋落橋事件の真相-」(川田忠樹、ISBN:4874592023)を読むことにした。 それなりに面白かった。橋の設計思想にもい…

猫のゆりかご

えぬさんお薦めシリーズ(?)。「猫のゆりかご」(カート・ヴォネガット・ジュニア、ISBN:4150103534) うん。面白い。それは間違いない。リズムがよいのだろうか。 でも、本の面白さとは別に、えぬさんが私にこの本を薦めた理由もなんとなくわかった気がする。…

三度目のジョアン

Joao Gilbertoの来日コンサートを見に行く。チケットを買うのが遅かったので、S席なのに2階席。席についてはあきらめてたのだが、一桁めだったので意外とよく見えた。噂の曲目カンペ(?)もなんとか判別できるくらい(with双眼鏡)。 コンサートの中身については…

「真贋の科学」「文章を科学する」

「科学書乱読術」*1で気になった本シリーズ。 「真贋の科学 計量文献学入門」(村上征勝、ISBN:4254126468) 「1000万人のコンピュータ科学3 文学編 文章を科学する」(前川守、ISBN:4000079530) 文章の真贋を判定するのにどんな方法があるのか。この本を読んで…

「鼻行類」「シュテュンプケ氏の鼻行類」

「科学書乱読術」*1で気になった本を読み始める。 「鼻行類」(ハラルト・シュテュンプケ、ISBN:4582762891) 「シュテュンプケ氏の鼻行類-分析と試論」(カール・D・S・ゲーステ、ISBN:478350167X) 上の本が架空の動物についての生態観察記録で、下の本がその…

「ベルギー王立美術館展」「大エルミタージュ美術館展」「ダリ回顧展」

せっかくの平日なので、上野公園系美術館に絵を見に行く。週末だと入館まで1時間待ちとかになってるので、とても行く気がおこらないのだ。人ごみに流されながら絵を見るくらいだったら、画集でも見てたほうがいい。 ベルギー王立美術館展@国立西洋美術館*1 …

シカゴの地図

地図をもうひとつ。 シカゴの簡易地図。右側が折りたたんだ状態で、左側が開く途中の状態。どこかで見たことあるような機構だけど、なかなか面白かったので買ってみた。 でも折り紙的な地図なら、ミウラ折り地図のほうが機能的にはよさそうかな。

オタワの自転車

オタワの自転車地図を買った。オタワは自転車のりにとって非常によい街のようだ。まずサイクリングロード(?)がかなり整備されているようであるし、一般道も自転車に道を譲るよう標識がある。そのため非常にたくさんの人が自転車を楽しんでいる。一番感心した…

いわさきちひろのハンコ顔はポップアート

ちひろ美術館へ。今回の展示は満足。いくつかいい絵があった。タイトルは忘れたけど、「あごに手をおく少女」によく似てるがもっと大胆な感じの絵とか。 やっぱりクレーの絵と通じるものがあると思った。 帰り道に東郷青児美術館に行き、「ポップアート1960'…

科学書乱読術

「科学書乱読術」(名和小太郎、ISBN:4022596988)を読んだ。紹介されていた本の中から、次に読んでみようかと思った本をメモしておく。 現代科学論の名著、村上陽一郎 タイムマシン夢工房-HGウェルズからアインシュタインまで、武部俊一 囚人のジレンマ-フォ…

道は開ける

「道は開ける」(デール・カーネギー、ISBN:4422100025)を読む。友人と話をしていたときに、自己啓発書というものを読んだこともないのに批判めいた物言いをしてしまったので、ひとつばかり読んでみることにした。 さすがに一番評判の高そうだった本だけあっ…

奪われし未来

「奪われし未来」(シーア・コルボーンら、ISBN:4881359851)を読む。いわゆる環境ホルモンの本。「沈黙の春」*1と並んで環境問題のバイブルとされているようです。 読んだ感想はというと… なんか面白くなかった。「沈黙の春」を読んだときは、内容はともかく…

能登半島四日目(旅行中のメモ)

前にも思ったが、電車はものを書くには適していない。もう少し揺れが小さくならんだろうか。 夜中の12時ごろに目がさめて外に出てみたら、満天の星空だった。天の川もそれなりに見える。こんなに星を見たのは久しぶりかも。 4時ごろに起きて5時ごろ出発。ツ…

高岡駅

おしまい。 駅前通りの七夕飾りがすごい。季節外れだけど。

ツインブリッジのと

眠い。

能登半島三日目(旅行中のメモ)

7時に朝ご飯を食べて出発。体調は問題ない。 最初からアップダウンが始まる。たいした坂じゃないけど。でも今日は向かい風なので結構きつい。あと、かなり日差しが強い。天気予報だと、曇りで昼頃から雨が降るかもといっていたが全然ちがう。暑い。 珠洲あた…

見附島

えんむすびーち

能登半島二日目(旅行中のメモ)

夜中の1時ごろに目がさめて、二度寝したら4:30に。起きて出発の準備をする。テントの外に出てみたら、朝露が降りているのかテントや自転車がびしょぬれになっていた。自転車そのものは濡れても関係ないけど、GPSと携帯電話を自転車に載せたままだった。どっ…

禄剛崎灯台

暑い。

旧福浦灯台

能登半島一日目(旅行中のメモ)

6時ごろに家を出発。駅のみどりの窓口で金沢までの切符を買う。米原回りと越後湯沢回りはどちらもあまり変わらなくて4時間くらいだというので、米原回りを買う。結局、接続が悪くて6時間半かかったんだけど。まず米原に止まるひかりがない。1時間待つの…