「悪魔に仕える牧師」

「悪魔に仕える牧師」(リチャード・ドーキンスISBN:4152085657)を読む。
…なんか、あまり面白くなかった。コラム等の再録集だからだろうか。「利己的な遺伝子」や「虹の解体」で感じた『ドーキンスらしさ』があまり感じられなかった。翻訳もこなれてない気がする(「利己的な遺伝子」も同じ訳者なんだけど…)。
(宗教やエセ科学を否定する)科学信仰についても、あまりに単純すぎる気がする。コラムくらいの分量じゃなくて、一冊全部使うくらいなら『らしさ』が出てきたと思うのに。
最近読んだ本は、なぜか面白さが感じられない。疲れてるんだろうか。
「ブラインド・ウォッチメイカー」も読もうかな。結構前に読んだ記憶があるけど。