2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

地球環境の教科書10講

「地球環境の教科書10講」(左巻健男ら、ISBN:4487800625)を読む。悪くない。 環境問題を全般的につかむのにいいと思う。「はじめに」で書かれている「簡潔だが理解するのにちょうどよい丁寧さ」「背後に熱い心を持ちながらも、できるだけクールに」という試…

流れのふしぎ

「流れのふしぎ」(石綿良三、根本光正、ISBN:4062574527)を読む。なかなかいい本でした。 流体のいろんな挙動について、「身近な例」「原理」「応用例」がセットで書かれており、うまくバランスをとっているなあと思った。解説そのものはちょっと微妙なもの…

「悪魔のサイクル」へ挑む

『「悪魔のサイクル」へ挑む』(ISBN:4492222618、西澤潤一、上野稃黄*1 )を読む。 なんと言ったらいいのか。 トンデモと切り捨てるのも躊躇する。まともなことを書いてるところもある。だが中心的な主張に根拠がなく、笑いを誘うものであるところは、トンデ…

水素は石油に代われるか

「水素は石油に代われるか」(ISBN:4274200744、Joseph J. Romm)を読む。 燃料電池自動車がわりにあわないとか、各論についてはわかりやすい(私の考えとほぼ同じ)と思う。でも全体としてどういう主張なのかわかりにくいかも。「水素」をタイトルに持ってきて…

世界が変わる現代物理学

「世界が変わる現代物理学」(ISBN:4480061932、竹内薫)を読む。 物理学が「SF化」「モノからコトへ」変わっているとの話。 あまり面白くなかった。量子論の説明もわかりやすいとは思えなかった。 …(なんとなくは)すでに知っていた内容だからか?

横山大観記念館

その足で横山大観記念館へ。 …まさに「記念館」だったわ。作品展示はあんまりない。でも普通の部屋に絵が置かれてるのはいいものですね。

竹久夢二美術館

先週行った「大正シック展」が思いのほかよかったので、似た系統の竹久夢二美術館へ。 悪くはなかった。まあまあよかった? 竹久夢二の絵には、ちょっと不安定な線が醸し出す魅力があると思うのだけど、展示してあった絵は作品ごとにちょっとばらつきが感じ…

静岡県立美術館 大正シック展

また休憩。静岡県立美術館*1で開催されている大正シック展*2へ。 正直あまり期待してなかったけど、結構楽しめた。なんか全般的にエロさがある。「中村大三郎 《婦女》」は展示会のメイン作品だけあって(?)、けっこうよかった。構図的にはダヴィッドとマグリ…

芹沢硑介美術館

自転車散歩の途中で休憩。芹沢硑介美術館へ*1。染物の人間国宝らしい。 染物の芸術性ってどんなもんなんだろうか。よくデザインされた着物も、ガラスケース内に展示されてしまえば比較対象が絵画になってしまう。とすると制限された表現方法が足かせにしかな…

富士宮あたりを

10/6 御殿場から富士宮へ。予報では晴れだったのに、どんより曇ってる。ほんの少し雨も降ってる。なので富士山はすぐそばのはずなのにまったく見えない。損した気分。 広い道でもないのに、ダンプが結構なスピードで走ってるのでちょっと危ない。ダンプに限…

こっちが富士山

三保灯台

昨日は富士山が全然見えなかった。

ご冗談でしょう、ファインマンさん

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」(R.P.ファインマン、上巻ISBN:4006030053、下巻ISBN:4006030061)を読む。10年位前に読んだことがあるが、また読んでみたくなった。 やっぱり、こういう生きかたには少しあこがれてしまう。ひとつの理想的な生きかたとで…

ヴォネガット、大いに語る

「ヴォネガット、大いに語る」(カート・ヴォネガット、ISBN:4150501505)を読む。講演などの短文集。 これはいまいち。読むのが途中できつくなった。 ビアフラ共和国 ヴォネガットはフィクションをノンフィクションっぽく書くので、騙されないようにいつも気…