芹沢硑介美術館


自転車散歩の途中で休憩。芹沢硑介美術館へ*1。染物の人間国宝らしい。
染物の芸術性ってどんなもんなんだろうか。よくデザインされた着物も、ガラスケース内に展示されてしまえば比較対象が絵画になってしまう。とすると制限された表現方法が足かせにしかなってない気がする。マネキンにでも着せた状態で展示すれば、着た状態での美しさが出せるかもしれないのに。
暖簾のほうはちょっと面白さが感じられた。暖簾はガラスケース内に展示していても、軒にかけられている状況とほぼ同じ。ドアや屋号としてのデザイン性はどんなのがいいのだろうか?

…と思っていたが、あとで行った「大正シック展」で見た着物はなんとなく野暮ったい感じがした。やっぱり芹沢氏の作品はどこかしら優れているということなんだろうか。

写真は入り口近くの噴水。木と噴水の形が重なるように置かれていて面白みがあった。