2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

銀河ヒッチハイク・ガイド

「銀河ヒッチハイク・ガイド」(ダグラス・アダムス、ISBN:4309462553)を読む。えぬさんお勧め本。 … えーと。よくわかんなかった。どのあたりが人気なんだろう。 答えより問いのほうが難しく、それより難しいものはない(問いを与えるコンピュータが一番すぐ…

青ひげ

「青ひげ」(カート・ヴォネガット、ISBN:4150112053)を読む。 正直なところ、ヴォネガットものも最近飽きてきたなぁ、と思っていた。 が、これはなかなか面白かった。SFっぽさは全くないのだが、なんか面白いぞ。どこがと言われても困るが。 「ねえ、あなた…

ロボットの時代

「ロボットの時代」(アイザック・アシモフ、ISBN:4150114862)を読む。「われはロボット」*1の姉妹編らしい。 ロボットものって、こんな感じなのだろうか。ちょっとご都合主義感がぬぐえない。 というか著者は、 架空の科学の架空の基礎理論によって名を残す…

ホーカス・ポーカス

「ホーカス・ポーカス」(カート・ヴォネガット、ISBN:4152077433)を読む。 ヴォネガット作品はストーリーのぶつ切り感が魅力のひとつだと思うが、この作品ではそれを文章間に線を引くことで視覚的にも表現している。ただ、その試みはあまり生かされてない気…

われはロボット

「われはロボット」(アイザック・アシモフ、ISBN:4150114854)を読む。普通に面白かった。 手塚治のロビタはロビイが元ネタなんだろうか。そのまんまな感じがする。 「陽電子頭脳」なんて設定は、なんでもありになってしまうので、あまり好きじゃない。 理性…

ジャーナリスト宣言…(?)

最初見たときは、文章の最初と最後が矛盾してるなと思ったが、宣伝としてはなかなかうまかったね。 宣言とは関係ないけど、「報道危機-リ・ジャーナリズム論」(徳山喜雄、ISBN:408720197X)、「新聞記事が「わかる」技術」(北村肇、ISBN:4061496654)を読む。 …

背信の科学者たち

「背信の科学者たち 論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか」(ウイリアム・ブロード、ニコラス・ウェイド、ISBN:4062575353)を読む。 なんか古臭い感じだと思ったら、オリジナルは1982年の本だった。それでか。 内容はいまひとつかな。論文捏造など…

タイムクエイク

「タイムクエイク」(カート・ヴォネガット、ISBN:4150114331)を読む。 この人の本は、フィクションとノンフィクションの境界がよくわからなくなる。だから、すべてフィクションだと思いながら読むようにしている。でもこの本はノンフィクションを多分に含ん…

目に見えないもの

「目に見えないもの」(湯川秀樹、ISBN:4061580949)を読む。 湯川氏のコラム集。読んでて少し悲しくなった。30歳かぁ… 文章はちょっと堅めだけど、面白かった。 百万ボルトは百万分の一・六エルグに過ぎないから、(P45) ボルトじゃなくて、エレクトロンボルト…

バイオスフィア実験生活

「バイオスフィア実験生活」(アビゲイル・アリング、マーク・ネルソン、ISBN:4062571471)を読む。 やっぱりこういうプロジェクトは、どこか心躍るものがある。数百年後には他の星に移住したりするんでしょうか。 本の内容については、期待していたものと少し…