ホーカス・ポーカス

「ホーカス・ポーカス」(カート・ヴォネガットISBN:4152077433)を読む。
ヴォネガット作品はストーリーのぶつ切り感が魅力のひとつだと思うが、この作品ではそれを文章間に線を引くことで視覚的にも表現している。ただ、その試みはあまり生かされてない気がした。元は細切れの紙に書き留めてあるという設定なのだから、紙の絵ごと印刷するぐらいやればいいのに。
ストーリーはどうだろうか。面白くないわけじゃないが、あまりピンとこなかった。SF的なものを求めてるんかな。
あと、小人の絵(?)は見てると気持ち悪くなってくる。
(1926-2001+1889+12)/√4-100*9+69=82
ひまだな。俺も。