2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

コスモス

コスモス(カール・セーガン、ISBN不明)を読んだ。実際に読む前は、この本は宇宙論についての本なんだろうな、って思ってた。確かにそういう側面もあるのだけど、印象はずいぶん違った。科学的な面から、宇宙の「美しさ」を書いた本だと思った。以前にコメン…

現代科学論が何なのか分からずじまい 〜 サイエンス・ウォーズ

「サイエンス・ウォーズ(金森修 ISBN:4130100858)」よくわからんかった。この本は科学論や哲学の素養を持った人向けに書かれてるんだろうな。専門用語が多くて、それ関係の素養がない私には何を言っているのかさっぱりなところばかりだった。と思いながら読…

科学者って何だ?その2 〜「科学者とは何か」

以前に「科学者って何だ?」*1ということで少し書きましたが、村上陽一郎氏が「科学者とは何か」(ISBN:4106004674)という、ほとんどそのまんまのタイトルで本を出していたので読んでみました。 以前に書いた内容から分かるかもしれませんが、私はこのタイト…

パウル・クレー展

友人から大丸でクレー展*1が開催されていることを教えてもらったので行ってみた。 いつも思うが、東京駅は道案内が不親切だ。かなり道に迷った。大丸の中でも迷った。 展示は線画のものが多いように感じられた。「色彩感にあふれる」作品については、ややダ…

虹の解体

「虹の解体 −いかにして科学は驚異への扉を開いたか」(リチャード・ドーキンス ISBN:4152083417) 真理 「文化的相対主義者、あるいは先にあった「科学も宗教の一つ」と主張する人々たちは、真理の究明という姿勢にあざけりを示す傾向にある。この傾向は次の…

天気がいいと印象が3割増くらいに…横根峠近辺

今日も千葉に渡って自転車。フェリーで初めて二階に自転車を入れた。車が多かったのかな? 保田から山のほうに入る。土砂を積んだダンプが通ると目に砂が入って痛い。サングラスをすればいいんだけど、距離感が微妙に遠くなるのであまりつけたくない。結局つ…

利己的な遺伝子

「利己的な遺伝子」(リチャード・ドーキンス ISBN:4314005564) とりあえずコメントする部分を抜き出した。今からコメントつける。この本を読む前から「物質の複製」というイメージの進化観を持っていました。うまく表現できませんが、こんな感じでしょうか。…

覚書、メモのページ

ソーカル事件、パロディー論文と捏造論文の違いは 「旧石器捏造問題」と「“サイエンス・ウォーズ”問題」 http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/5368/past/396-.html ポストモダンの主張は?脱構築って何か関係がある?構造主義? 科学の営みにより生…

分散電源vs集中電源 熱回収効率編

前回*1は発電効率について比較してみましたので、今回は熱について検討してみます。お湯のことです。 分散電源のメリットとして一番大きいと思われるのは、発電時に生じた廃熱を別の用途にうまく利用できる可能性があることです。家庭用ならお湯として使えま…