入門!論理学

「入門!論理学」(野矢茂樹ISBN:4121018621)を読む。信者として新刊が出たら買うことにしてるので。
内容は…よくわからんかった。日本語での論理体系構築の試み、という内容なのだろうか。最後まで読んでも、どこに向かっているのか把握できなかった。もう一回くらいは読んでみるつもり。
論理トレーニングシリーズを読んだときには、自然言語の論理性、中でも普通の論理学ではあまり扱わない部分を抽出し、体系化しようとしているのかと思った。この本でもP40あたりに、「私はあなたのことが好きだ」の否定文を作るのは結構難しい、という話が出ていたりする。私はこのあたりのことをもう少し突き詰めてほしいと思うのだけど、この本では脇道ネタくらいの扱いになってる。残念。
ところで、この本を買ったときに、論理トレーニングシリーズの第3巻が出てる、と思って「論理トレーニング」(ISBN:4782802110)も買ったんだけど、単に第1巻の焼き直しだった。ま、信者買いだから別にいいんだけど。