道は開ける
「道は開ける」(デール・カーネギー、ISBN:4422100025)を読む。友人と話をしていたときに、自己啓発書というものを読んだこともないのに批判めいた物言いをしてしまったので、ひとつばかり読んでみることにした。
さすがに一番評判の高そうだった本だけあって、いいこと書いてる。特に反論することもない。ただ目新しいことも書いてない。おそらくみんな一度くらいは考えたことがある内容だろう(だからみんなが共感を覚えて売れたんだろうけど)。でもこういうのは(本にもあったように)きちんと書き出すのが大切だから、その点で本の価値は十分にある。
実践するつもりもないけど。
--以下えぬさんによるコメント(なぜか表示されないのでこちらに転記)--
えぬ
『道は開けるのか開けないのか分からないから皆困ってるってのに、「道は開ける」って断言かよ!と。
こういう系の啓発本は、正しいことしか言わないから何の役にも立たない、と言いたかったが、実際には自己催眠程度には役に立つ。
ただ、その催眠の内容とされる目的に疑義ははさんでおいた方が良いのではないでしょうか、などと言うと、「とかくに人の世は住みにくい。」という結論になるわけで。
また飯でも食いに行きましょう。』(2006/08/31 00:39)