ニューロンばっちばち〜(パクリ) 〜「カビリアの夜」

友人のすすめでカビリアの夜(amazon:カビリアの夜)を見る。以下映画をほとんど見ない人間の感想。

私は起承転結がはっきりしていて伏線の回収がうまい映画が好きだ(映画に限ったことではないけど)。役者の演技等はあまり重要視していない、というかうまいへたがよくわからない。そういう意味では、この映画はぶつ切りの話ばかりでストーリーも何もあったもんじゃないので、私の好みからは外れるのだろう。Amazonのレビューなんかを見ても、純真無垢な魂とか、人生の意味を問うとか書いているけど、そんな話か?と疑問をもってしまう。でもみんなそういう方向の感想を書いているので、私の感じ方が変なのだろうけど。

で、私の感想はと言うと…どう言ったらいいのか。何だか私の好みに合わんなと思いながら、このシーンで製作者は何が言いたいんだと思いながら、どこか惹かれる。どこがいいのかわからんけど。何だろう。例えば教会(?)でのマリアへの懺悔シーンは何だか良かったと思う。あとジョバンニ牧師とか。別れのシーンは全般的に良かったかな。映画をほとんど見ないので評価のための語彙が少なくうまく表現できない。おもしろかったとか感動したとかは言えないが、よかったとは言える。とりあえずもう一度見てみるか。

音楽は文句無しにとっても良かった。役者の家での階段シーンは構図がおもしろかった。

この友人のすすめる映画ははずれが少ないと思う。ジャック・タチ(amazon:ジャック・タチ])とか、トリュフォー([amazon:トリュフォー)とか。ゴダール気狂いピエロは途中で寝たけど(笑)