小豆島は「しょうどじま」ではありません

10/8〜10で友達と小豆島を自転車で回ってきた。
初日は新岡山港から土庄港へフェリーで入る。かなり雨が降っているので先が思いやられる。港から歩いてレンタサイクル店を探すがなかなか見つからない。やっと見つけた店で自転車を借りるが、なんだかずいぶんボロい。レンタサイクルは初めてだが、これでもまだましなほうらしい。雨の中を出発する。いきなり登りだが、勾配は緩やかなので疲れることは無い。ペースもゆっくりだし。しばらく登って下りに入る。が、雨が強くてスピードは出せない。海岸線に出てしばらくして道の駅に着く。閉まってる。大阪城の石垣に使われるはずだった石が並べられているが、解説もほとんど無いのでただの石って感じ。細かなアップダウンを繰り返して、小部の宿に到着。晩御飯は魚ばかりだけどかなり豪勢で大満足。大富豪で負けまくり。
二日目に朝起きると、窓のすぐ外に砂浜が広がってた。昨晩は気がつかなかったが、泳ぎに来るにはかなり良いロケーションのようだ。宿を出発して海岸沿いに南に向かう。この島には平らな道というものが無い。常に上り下りを繰り返す。で、観光らしい観光施設も無い(南側にはあるようだけど)。だがどこか落ち着く風景が続く。走っていて非常に気持ちが良い。どこがよいのかわからんけど。
大角鼻を回って北に。このまま宿に向かうと早く着きすぎてしまいそうなので、「二十四の瞳」関係の施設があるほうに向かう。と言っても、同行のメンバーは誰も見た/読んだことがなかったので、映画村に着いたが料金が思ったよりも高くて入るのをやめる。同じ道を引き返して次は醤油博物館へ。施設の周りは醤油工場だらけなので匂いがすごい。博物館を見学してから醤油ソフトクリームを食べる。あまり醤油っぽくない。草壁で宿に到着。ご飯は普通(昨日が良すぎた?)。
三日目は宿を出発してすぐにオリーブ公園に。幹線道路から公園に入る坂がきつい。オリーブやら風車やらを見てから先へ進む。釈迦ヶ鼻への道はいつもどおり細かなアップダウンの繰り返し。と思ったら岬のすぐ手前で急勾配が現れる。三日間で一番の勾配だろう。坂を越えて灯台へ。地図では灯台から先の道は切れているようだったが、中型車なら通れる道が西岸まで続いていた。西岸を北上していくと、少し雨がぱらついてきた。念のためバックパックにレインカバーをかけて先へ進む。孔雀公園に寄る。あまり広いわけではないが、孔雀が放し飼いにされているので間近で見ることができてなかなか良い。惜しむらくは羽根が抜けてしまった季節だったことか。孔雀とウサギと猫が共生している姿はなんともいえないおかしさがある。孔雀園を出て先に行くとすぐ土庄に着いた。自転車を返して港に向かい、フェリーで帰る。