考古学ものを三冊ほど

「古代遺跡をめぐる18の旅」(関裕二、ISBN:4062723751)、「海から知る考古学入門」(森浩一、ISBN:4047041831)、「技術の考古学」(潮見浩、ISBN:4641280290)を読む。
やっぱりなれないと難しい。
「古代〜」は遺跡を見に旅行に行ってみませんか、という本だけど、今ひとつ土地の魅力が書けていない気がする。それぞれの分量をもっととって、遺跡の魅力と現在の土地の魅力も書いたほうがよかったのでは?
「海から〜」は海をキーワードにして古代を書いている。海がキーワードというだけで、内容に一貫性は特に感じられなかった。でもなかなか面白く読めたと思う。
「技術〜」は、古代の石器作りや製鉄について書いた本。こういうのはやっぱり興味深い。技術の発達は、昔と現在との繋がり・連続性を強く感じさせてくれる。