建築がみる夢

世田谷美術館*1で、「建築がみる夢 石山修武と12の物語」展を見る。なんとなく。
石山氏が現在手掛けている建築プロジェクトの紹介がメイン。ミニチュアモデルの展示とか。
最初は、なんか面白くないなぁと思った。デザインのコンセプトもなんかあやふやに感じられて、中身が伴っていないと感じられたというか。コンセプトを先行させようとしているが、全然できていないというか。
後半には過去に手掛けた建物の紹介があったが、それを見たら印象が変わった。完成した建物はなかなか良い。おもしろい。
コンセプトはどうかしらないけど、実際に作り出すものは結構しっかりしてるんだな。進行中のものも、最終的にはいい形になるんだろう。きっと。
収蔵品展のほうは、ちょっといまいち。あまり印象に残ったのはなかった。戸谷成雄「森IV」は、まあまあ良かった。迫力があった。