横須賀美術館で芥川紗織展 よりも市川美幸

横須賀美術館*1で「鮮やかな色彩、奔放なイメージ 芥川紗織展」*2を見る。電車広告で見たときに、ちょっとクレーっぽいかな、と思ったので。
が、あんまりクレーっぽくはなかった。どっちかと言えばジョアン・ミロ系かも。
ダメとは言わないが、そんなに気に入ったわけでもない。平均よりもちょっと上くらいか。
気に入った絵をあえて挙げれば、「女」「神々の誕生」かな。

企画展よりも気に入ったのは、市川美幸氏の作品。変な言い方をすれば、ボケボケの風景写真なのだが、いい味になってる。ぼかすことで、「写真」から「絵」「色」に変わりつつある感じかなぁ。作品集を買おうかと思ったが、荷物を持ちたくなかったのでヤメ。また次の機会にでも。

あと、ここは建物がなかなか良い。白で統一されてて、天井が高く開放感がある。現代ポップアート専門でもいいんじゃね?と思うくらい。が、作品保護ガラス(?)への映りこみがかなり気になった。ガラスが悪いのか、ライティングが悪いのか、単なる気のせいか。

そういえば、夏にクレー展をやるらしい。やっぱり学芸員の人がこの系統が好きなんかな。

パウル・クレー 東洋への夢」
9/5(土)〜10/18(日)