ひるね姫

エンジニア向けとの評判を聞いて。
周りは小学校低学年くらいの女の子ばかり。なんとなく、みなポカーンとした雰囲気だった気がする。オリジナルコードとか言われてもなぁ。
前半はいい感じ。夢の世界と現実の世界を行き来しつつ渾然となって行くのが、先の読めなさを感じさせてワクワクした。主人公交代シーンとか、ピースがハマる感じが最高やったし。
後半は、夢の世界の比喩表現が現実世界ではどうなっているのか分からず、モヤモヤしっぱなし。
全体的には中途半端感がきつい。ソフトウエアエンジニアもハードウェアエンジニアも活躍なく、ファンタジーも矮小化され、どこを目指したのか分からない。ナリオ変更あったのかなぁと邪推する。
もったいないというか、こういうことやりたかったのかなぁって要素が多い。モリオのVRとか、ハードVSソフトとか、SNS活用とか。
エンドロールはヒヤヒヤしながら見た。急に横から!ってなりそうで。もしかしたら、最後のアップはそのシーンなのかもしれないとは思う。(後日小説版を読むと、母親の死亡については明記されてた。)