ジャコメッティ展

雨の中、神奈川県立近代美術館葉山館でやってるジャコメッティ*1を見に行く。駅からバスで20分ほどかかった。
展示内容は…どうなんだろう。もともとジャコメッティがそんなに好きってわけじゃなかったにも関わらず、それなりに楽しめたというところか。ジャコメッティの弟さんの肖像画がよかったかな。でもカタログでは緑系なのに、実物は灰色だった。なんでだ?
ジャコメッティの方針は『目に映るものを「見えるとおりに」表わす。』ということらしいが、どう見たら頭部サイズが異常に小さかったり、体が薄っぺらくなったりするのだろうか。彼の目にはそう映っているのだろうか。弟さんやヤナイハラさんの肖像画・胸像は比較的「まともな」形をしているように見えた。それ以外の人は彼にとって遠く希薄な関係にあるので、「薄っぺらく」なってるのかな、などと考えてみた。
美術館は一部外の光を取り込んでいるのがよかった。