アンチ・ドーピング
くりらじ*1Bicycle News_20130709を聞いて、海外でのドーピングニュースを調査。
- 検索方法:Google Newsで「doping」「ドーピング」で検索し、自転車関連で気になったものをピックアップ。
- 記事からの抽出:適当
フルームのステージ勝利をランスになぞらえて
- Cycling tries to outrace doping questions http://nbcsports.msnbc.com/id/52423511/
- フルーム
- 「ステージで勝った途端にこのような質問が来る。」「正直に言って、非常に失礼だと思う。」
- 「100%(クリーンだ)」
- 「(ドーピングに関する質問は)こんなに美しいスポーツから、ロード上とは関係のないものにフォーカスを移してしまっている。」
- 「優れたパフォーマンスを発揮したとき、過去のドーピング問題とリンクされてしまう。当然かもしれないが、私たちは多くの質問の矢面に立たされている。」
- 「ジャーナリストがドーピング記事で引っ張りたいがために、こんな大騒ぎを作り出している。」
- 「リザルトが剥奪されることは絶対にありません。」「それ以外では、私になにができるのかわかりません。」
- UCI会長Pat McQuaid
- 「選手がプレスルームに来て、ドーピングのことを最初に聞かれるのは間違っている。」「過去の選手が犯した過ちで、現在の選手を批判してはいけないことを、メディアは理解すべきだ。選手はドーピングのないクリーンなレースに取り組んでおり、敬意を持って扱われるべきだ。」
- Velo特派員
- 「健全な議論だと思います。」「ほとんどのインタビューでドーピング問題は出てきます。ほとんどの選手はオープンでドーピング問題について積極的に話してくれます。」
- 「昔よりもドーピング問題が話題に多く上がるようになりました。過去にはタブーでした。ドーピングについて質問すると、否定され、攻撃的な態度になっていました。その後は話にも応じてくれませんでした。ですが今は大きく変わりました。」
- フルーム
オメガファーマのディレクターがドーピングについて語る
- Holm: Cycling has earned doping suspicion http://velonews.competitor.com/2013/07/news/holm-cycling-has-earned-doping-suspicion_294359
- Brian Holm オメガファーマ・クイックステップ スポーツディレクター
- 「ドーピングの質問が続くのは当然です。質問に怒るのは筋違いです。」「自転車界はドーピングにどっぷりはまっていました。長年、嘘をつき続けてきたのです。」
- 「もう嘘はつきません。フルームはクリーンだと思います。去年のウィギンスもクリーンだったと思います。もし彼らがクロだったらとても残念です。フルームが質問にイライラしているのは理解出来ます。しかし、私たちはオープンでいるべきです。過去に戻ってはいけません。」
- Brian Holm オメガファーマ・クイックステップ スポーツディレクター
ミラーのドーピング問題への取り組み
- David Millar: Blocking out doping's 'white noise' http://edition.cnn.com/2013/07/09/sport/david-millar-tour-de-france-doping-cycling/?hpt=isp_t3
- David Millar
- 「私はドーピングと共にある文化の一員でした。義務ではありませんでしたが、それは"ホワイトノイズ"とでも言うべきものでした。」
- 「常にそばにあり、根深いものでした。トッププロであるためには、避ける事のできない何かでした。」
- 「残念なことに、それは私が選手を始めた時期でした。深く後悔しています。ずっとやめたいと思っていました。」
- 「私たちは多くの過ちを犯しています。繰り返してはいけません。」
- 「Slipstreamチームに入り、現在はGarmin-Sharpに所属しています。チームでは(アンチ・ドーピングの)実用的な方法を用いていました。」
- 「その方法とは、私をアンチ・ドーピングの旗手として先頭に立たせることでした。論理的ではありませんが、Jonathan Vaughtersが思いついた方法です。」
- 「選手というものは、注目選手のやり方に従うものです。技術的手法にはあまり信頼を寄せません。私たちは『自分たちの力でやってみせる』と言いました。このスポーツのために、旗手であり続けています。」
- 「過去には、間違った人々、間違った文化のなかにいたので、間違ったことをしてしまいました。」
- 「しかし、その過去があるからこそ、ドーピングに手を染める意識が理解できるようになり、今ではチームのためにできることに全力を尽くせるようになりました。今のチームは、過去の状況とは全く別物です。」
- 「私たちは、若い選手のために環境を創っています。ドーピングに手を染めず、理想を持って、薬抜きでツールに出場できる環境を創りたいのです。」
- 「私はその活動を誇りに思っています。ドーピング撲滅活動を導くひとりになれたらと思います。」
- 「ウィギンスのことは信じています。2012年ジロを勝った、チームメイトのヘシェダルには絶対の信頼を置いています。」
- 「ジロとツールは世界のスポーツイベントで最もタフな大会です。自転車界においても重要な大会です。」
- 「二人は2012年のこれらの大会で優勝しました。これは大きな希望です。ドーピングなしでも勝利は可能なのです。」
- David Millar
ミラーがフルームを擁護
- Millar insists Froome rides clean http://www.foxsports.com.au/other-sports/tour-de-france/david-millar-defends-chris-froome-and-the-sky-cycling-team-over-doping-claims/story-e6frf5hu-1226676524227#.Ud1a80FSiKI
- Millar
- 「チームスカイは完璧なレースをし、結果を出した。彼らはクリーンで、尊敬と賞賛に値すると思う。」「彼らは正しくやっているのに、泥を投げつけられるようなことは、ふさわしくない。アンフェアだと思う。」
- 「場合によっては、アンフェアな扱いを受けている人を守ることもする。」
- 「フルームはレースに人生を捧げている。すべて正しくやっている。しかし、チームスカイはあまりチームメンバーを守っているようには見えない。」「だから私がやった。」
- 「フルームはひとつの現象だ。天性の才能は破格で、倫理を持ち、それがパフォーマンスに現れている。」
- 「ツール覇者にふさわしい。これからもそれを続ける精神力を持っていると思う。
- 「これはプロスポーツであり、競争なのだ。」「疑わしいことがあるかもしれないが、勝つために必要なことはやらなければならない。」
- 「チームスカイは綱渡りをしているようなものだ。すべてを透明にすることも必要だが、トレーニングの秘密も必要だ。」
- チームスカイはパワーメーターのデータ提出を拒否。
- Millar
ドーピング判定ニセ科学
- Method of assessing doping raises doubts http://www.bdlive.co.za/sport/othersport/2013/07/08/method-of-assessing-doping-raises-doubts
- 超要約:パワーメーターで430W以上はグレー、450W以上はクロだと言う人がいる。しかし、条件によって大きく変わるので、信頼性のある基準にはならない。
ドーピング質問の正当性
- Opinion: Should we just stop asking about doping? http://velonews.competitor.com/2013/07/news/opinion-should-we-just-stop-asking-about-doping_294399
- 超意訳:UCI会長はドーピング質問に苛ついてるが、質問が出るのは当たり前。体制も変わってないし。
ランス復帰
- Lance Armstrong Announces First Bike Ride Since Doping Scandal http://www.parade.com/51931/linzlowe/lance-armstrong-announces-first-bike-ride-since-doping-scandal/
- ランスはドーピング告白後、初めて自転車レース(The Register's Annual Great Bicycle Ride Across Iowa (RAGBRAI))に参加する。
- Lance 「「私の存在が簡単な話題ではないことはよく認識しています。ハイタッチしたいひとがいたら、彼らに勇気を与えたいのです。」「私は大きな少年です。ベッドを作りました。そこで眠りたいのです。」(←意味がよくわからない。自転車で成功したから、そこに戻りたい、ってことか?)」
ツール・ド・フランス2013 第9ステージ レースレポート
- http://jsports.co.jp/press/article/N2013070812121212.html
- 「ちなみにゴール後、本来のルールならば表彰式→ドーピングコントロールの順番で行われるものなのだが、あまりにもトイレに行きたかったものだから……特例を許してもらって真っ先に尿採取用の検査室に駆け込んだほど!」
UCI会長、ドーピング問題を過剰に取り上げるメディアに苦言
- http://www.afpbb.com/article/sports/cycling/2955004/11020281
- (ツール前の話題)ヨーロッパカーは不注意によりMPCCより暫定的に処分 http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=19918