公営ギャンブルを期待値で考える 競艇編

続き
データ元:オレンジブイの競艇ポータルサイト競艇推理統計」 http://www.orangebuoy.net/suiri/index.php

オッズによる影響

  • 2連単のデータを使用
  • 期間:20120101-20130101(レース数:54432)
  • 回収率=配当金÷(成立レース数×100)
  • オッズ=(配当金-返還回数×100)÷(的中回数×100)


  • アニワギはかせ/青春あるでひど の助言*1をもとに、グラフを追加。
  • 縦軸は勝率の逆数にしている。つまり、上のほうが勝率が低く、下のほうが勝率が高い。


コースによる影響

  • 2連単のデータを用い、各コースの「頭流し」に換算した。
  • その他は上記と同じ。

考察

  • オッズによる影響は、ばらつきは大きいものの、右下がり傾向にある。つまり、「一攫千金派」が多数を占めていると考えられる。
    • とすると、1-2(84%), 2-1(84%)の回収率が高いのは当然である。しかし、3-1(70%)よりも3-2(80%)のほうが高いのが興味深い(=理由は分からない)。
  • コースによる影響は、ほぼイン側が回収率が高い。
    • ただし、オッズは完全にコース順であるが、回収率は4コースがその傾向からずれている。おそらく「カド」(アウトグループの一番イン側)なんだろう。「カド」はみんなが思うよりは有利ってことか。←「カド」をあらかじめ知ることはできないので、傾向がずれたんだろう。

その他

  • 特定のレース場で検索すると回収率が100%を越えるケースが現れることがある。ただし、時系列で追うと、100%を越えた場合と下回った場合に分かれた。つまり、レース数が少ないために、「万舟券」が平均値に影響したと考えられる。