家ではよくコーヒーを飲むが、ものぐさなので飲んだ後にすぐカップを洗うなんてことはしない。なので、次に飲むときにはカップに汚れが固着してて、洗うのに時間がかかる。
そんなときに、ふと思った。洗うのに結構な量の水を使うくらいなら、紙コップを使い捨てにしたほうがましだったりして*1。
ということで計算してみる。
紙コップ使い捨て
- 紙コップのCO2排出量は、紙の生産によるものを考える。紙から紙コップをつくるときについてはとりあえず考えない。
- 紙コップを捨てたら、燃えるなり腐るなりしてCO2が出るが、カーボンニュートラルと考えて、廃棄時のCO2排出はゼロとする。
項目 |
重量 |
CO2原単位*2 |
CO2排出量 |
紙コップ |
5.3g*3 |
2.829kg-CO2/kg-紙 |
15g-CO2 |
コップを洗う
- コップを洗うのに、1Lの水を使うとする。かなり大目の見積もり。
- 洗剤は基本的には使わないが、使った場合も計算する。
項目 |
重量 |
CO2原単位*4 |
CO2排出量 |
上水 |
1L |
0.187g/L |
0.19g-CO2 |
下水 |
XL |
0.392g/L |
0.39g-CO2 |
洗剤 |
1g*5 |
1.759kg/kg*6 |
1.8g-CO2 |
まとめ
ケース |
CO2排出量 |
紙コップ使い捨て |
15g |
コップを洗う(洗剤なし) |
0.58g |
コップを洗う(洗剤あり) |
2.4g |
- 少々水を使ったところで、紙コップを使い捨てにするよりずっとまし。どんどん洗え。
- 洗剤を使ってもまだ大丈夫。でもコップをひとつくらい洗うのに、洗剤なんか使うんじゃない。
ちなみに、リユースカップについてはいろんなところで検討されてるようで、10回くらい使えばもとが取れるようだ*7。